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前回アプリケーションの紹介をしましたが、今回はその中でイメージバリアブルソフトを簡単に紹介したいと思います。

イメージバリアブルとはイメージ(画像)をバリアブル(可変)にするという意味です。これだけだと意味が良く分かりませんね。
もう少し簡単に書くと、設定した箇所を一枚ずつ違う文字にしたり、特定の場所に印を付けたりなんかをすることが出来ます。
1冊ずつ内容を変えたカレンダーやダイレクトメール、カタログなどさまざまな印刷物を効率よく制作することが出来ます。世界に1冊の自分だけの本も作れますよ。

文字も特殊効果を活かしたまま変えることが出来るので、設定次第ではジミ~にこっそりにも、派手に目立つようにも自由自在に作成可能です。

可変データはExcelファイルを読み込んで変えたい部分に設定を当てはめるだけ。今回のサンプルは名前の部分だけ変えるように設定しました。

少し見本を載せてみます。

1、船名変更(見づらいですが末尾の「号」は固定で、名前の増減によって大きさも変わります)


2、波模様の雰囲気で


3、文字をライト風に


と、こんな感じに効果を出すことが出来ます。
まだまだいろいろなやり方がありますが、またの機会に。今回はこの辺で!

今回は当職場で普段使用している主なアプリケーション(以下アプリ)とフォントの紹介をします。

以下のアプリを所有して作業を行っていますが、ネイティブデータを開いてデータ処理をすると、文字のツメ情報や作業PCに入っていないフォントが置き換わって体裁が崩れる可能性があります。それらを防ぐためにも基本はPDFでの入稿をお願いしています。

PDF作成アプリの各設定については以前の記事をご参照下さい。
PDF以外のファイルでのデータ送信時はフリーダイヤル0120-1187-01か、ショップの問い合わせフォームにてご相談いただければと思います。

●DTPアプリ
◎Adobe製品

 InDesign CS 4.0~5.0
 Illustlator CS 4.0~5.0
 Photoshop CS 4.0~5.0
 Acrobat 9.0

●Officeアプリ
◎Microsoft製品

 WORD 2007
 Excel 2007

●バリアブル(可変)データ作成アプリ ※
 VDPI
 DirectSmile

●出力対応フォント(オープンタイプフォントのみ記載)
・モリサワ
 リュウミンPro(L・R・M・B・H・U)
 中ゴシックBBB
 新ゴPro(L・R・M・B・H・U)
 ゴシックMB101 Pro(B・H・U)
 じゅん Pro(101・201・34・501)
 見出しゴMB31 Pro
 見出しミンMA31 Pro
 太ゴB101 Pro
 太ミンA101 Pro
 新正楷書体CBSK Pro

・Adobe
 小塚ゴシックStd(EL・L・R・B・M・H)
 小塚ゴシックPro(EL・L・R・B・M・H)
 小塚明朝Std(EL・L・R・B・M・H)
 小塚明朝Pro(EL・L・R・B・M・H)

・ダイナフォント
 DynaFont OpenType100 Standard

※バリアブルソフトについては現在研究中です。
イメージバリアブルは誕生日や記念日ごとに印を付けて一冊ずつ違う内容のカレンダーにしたり、空の背景に文字を同化させて一人一人違う印刷物を作ることが出来るすごい機能です。
猛獣使いのようにしっかりと使いこなせるように猛烈に頑張っています!

今現在でもはがきの宛名印刷や、チケットの連番数字を入れるような設定は出来ますので、お気軽にご相談下さい!

DTP担当のJJです。

今回はイラストレータの数ある出力トラブルの中からオーバープリントについて取り上げてみます。

イラストレータでは画面上では表示されていても、出力をした時に文字や図柄などが消えてしまうことがあります。その代表的な物として、「白のオーバープリント」問題が上げられます。

通常、黒色100%以外はオーバープリントのチェックが外れているはずなのですが、色を変更した時などにチェックが残ってしまうことがあります。

確認の仕方としては、表示メニューの 「オーバープリントプレビュー」で表示をすることで実際に出力する時と同じ結果を得ることが出来ます。

□白枠にオーバープリントのチェックが入っていない

□白枠にオーバープリントのチェックが入っている

下図のように絵柄や文字などが消えてしまう時はたいがい「塗りにオーバープリント」のチェックが入っていることが原因です。
パレットの右に△のアラートが出ていることから分かるように、黄色信号の危険な設定といえます。

もしも作ったはずのオブジェクトが表示されていない時はまずは「属性」パレットのオーバープリントのチェックの有無を確認してみて下さい。

なかなか分かりづらいところですが、こうしたところを気をつけると綺麗なデータが出来ますよ。

 はじめまして、DTP系担当のJJ(仮名)と申します。

 今回はオンラインショップのデータ入稿のやり方と、PDF作成について紹介します。

 オンラインショップでデータ入稿をする際は、「PDF」形式が推奨になります。

 データを添付する場所はまずは購入したい商品を選択してから注文メニューに入り、納品先指定後にある「備考その他」の「添付ファイル」からになります。ちょっと階層が深いですが、そこはご容赦を!

 PDF以外のアプリケーションでの入稿をご希望の場合はオンラインショップの「お問い合わせ」フォームからお問い合わせ下さい。(アプリケーションの種類や環境の違いにより、お断りさせていただく場合もあります)

 現在出力に対応しているアプリケーションについてはまた後日載せたいと思います。

○PDF入稿のメリット

 PC環境を選ばないので、Windows、Macintoshなど、ハードを問わずに開くことが可能です。

 「フォントの埋め込み」を行えば出力用のPCにフォントがインストールされていなくても出力が可能です。

 リンクされている画像も全て埋め込まれますので、リンク切れでデータの再送信をする心配もありません。

 印刷に一番望ましいのはAdobe Acrobatの「PDF/X1a」形式ですが、その他のPDF作成アプリケーションをご利用の場合でも、代表的なPDF作成アプリの設定を紹介していますので参考にして下さい。

○代表的なPDF作成方法

・Adobe Acrobat

 メインメニューから[ファイル]-[印刷]を選択してプリンタ選択画面を開き、[プリンタ名]で[Adobe PDF]を選択します。

 プリンタプロパティのPDF設定を「PDF/X1a:2001(日本)」)にして作成します。

・Antennahouse PDF Driver

1、メインメニューから[ファイル]-[印刷]を選択してプリンタ選択画面を開き、[プリンタ名]で[Antenna House PDF Driver]を選択します。

2、「作成するPDFの設定を選んでください」から、通常は「フォント埋め込み」を選択してOKをします。

3、[印刷]画面に戻りますので、[OK]をクリックします。

4、保存先にPDFファイルが作成されます。

 

・CubePDF

1、メインメニューから[ファイル]-[印刷]を選択してプリンタ選択画面を開き、[プリンタ名]で[Cube PDF]を選択します

2、一般設定…

ファイルタイプ=PDF

PDFバージョン=1.7

解像度=300(300以下の場合、画像品質が元データより粗くなることがあります。)

文書プロパティ、セキュリティは任意。

「詳細設定」…

 「フォントの埋め込み」に必ずチェックを入れて下さい。

これ以外にもまだまだフリーのPDF作成アプリケーションはあります。

 基本的には設定が「画像の解像度300dpi以上、フォント埋め込み」の要件を満たしていれば印刷品質に耐えられるPDFになりますので色々と試してみて下さい。