機関紙連合通信社が以下の内容で、情報懇話会を行います。
「“人間復興” のビジョン持て!」
――政府の震災対策を叱る――
開催日:2011年07月07日
*日時7月7日(木) 午後3時00 分~5時00 分
*講師山中茂樹氏(関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員)
*会場芝公園福祉会館・集会室A (3F)
★進まない復興。原因明らかに
未曾有の被害をもたらした大震災から3 カ月あまり。はかばかしくない政府の災害復興に、被災住民の生活再建は遅々として進まず、憤りの声が上がっています。はたして復興を阻害している要因とは何なのか。今回の例会では、朝日新聞社で長年、震災・防災担当記者として活躍してきた山中茂樹さん(関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員) をお迎えし、復興を妨げる障害とその解消法について解説していただきます。
★立ち直りのカギは「人間復興」
自然災害で被災した人たちの立ち直りを支援する法制度・社会システムを研究する山中教授。今回の災害復興について、「人間復興」をキーワードに掲げ、都市空間の再生ではなく、被災した住民生活の豊かさや伝統、地域のつながりを軸にすべきと提言しています。例会では、山中教授が思い描く復興ビジョンについてお話していただきます。
【講師の紹介】 やまなか・しげき 1 9 4 6 年、大阪府生まれ。関西学院大学法学部卒業後、朝日新聞に入社。神戸支局次長のとき、阪神・淡路大震災に遭遇。以降、災害をテーマに取材を続け、2 0 0 5 年、朝日新聞に在籍しながら関西学院大学の災害復興制度研究所の創設に参加、主任研究員に就任する。主な著書に『災害からの暮らし再生』(岩波書店) などがる。
お申し込みは機関紙連合通信社
http://www.rengo-news.co.jp/modules/event/index.php?action=top