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被爆者の声をうけつぐ「映画祭2011」

11月5日と6日の2日間。明治大学リバティータワー1階1011教室

 今年で4回目を迎える被爆者映画祭。3・11以降の原発事故で被爆者がぐっと

身近なものになり改めて注目されています。

今回は、原発事故をうけ飯館村村長の菅野典雄さん、元福島民報

記者のジャーナリスト藍原寛子さん、福島中央テレビの小林典子さんによる

シンポジウムも企画されています。今回の上映作品は以下のとおり。

 ◇11月5日(土)

★シンポジウム「いま、フクシマは」13:30~17:00

『原爆症認定集団訴訟の記録 にんげんをかえせ』

構成演出・有原誠治 2011年/85分/カラー

被爆者を祖父に持つ青年がコツコツと撮った貴重な記録。認定患者は全被

爆者のたった1%未満、2003年、被爆者が各地で集団訴訟を起こし続々と勝

利する。そして認定基準改定を国に約束させる。

★『黒い雨』監督・今村昌平 1989年/132分/モノクロ

井伏鱒二の原作を今村昌平が映画化。カンヌで高等技術委員会賞受賞。封切

り当時かなり話題になった作品。田中好子、北村和夫、小沢昭一、三木のり平、

市原悦子など豪華キャスト。

 ◇11月6日(日)

★『24000年の方舟』監督・高橋一郎 1986年/33分/カラー

 六ヶ所村問題をいち早く追及した先駆的な作品。深夜、パトカーに先導された

宅急便が核燃料を輸送する…など豊富な映像を駆使して核燃料サイクルの危うさ

を伝える。

★     『隠された被曝労働~日本の原発労働者』(原題『NUCLEAR GINZA』)

1995年/24分/日本語/イギリス・チャンネル4制作

日本のTV界が破れなかった原発タブーを超えて、原発被曝労働の過酷な実態

を暴いた。

★     『六ヶ所村ラプソディー』監督・鎌仲ひとみ 2006年/119分/カラー

行き場のない使用済み燃料はどうするのか-青森県六ヶ所村につくられた「使

用済み核燃料再処理施設」に翻弄される村。

★     『棄てられたヒバク~証言・被災漁船50年目の真実~』南海放送・伊東英朗

2010年/57分/カラー

 アメリカのビキニ水爆実験でヒバクした日本漁船はのべ1000隻。その実態を探る。

  先着4名様までご招待券を差し上げます。下記からお申し込み下さい。

 mail-maga@kikanshi-web.jp

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